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手書きPOP

いつでも・どこでも・だれでもからの脱却! 最初に抜け出すのは

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手書きポップを書くとき、とっても書きたくなるけど……
実は書かない方がいい、むしろ書いたらもったいない言葉があるとしたら

「いつでも」「どこでも」「だれでも」

だと思います。

お客様に目をとめてもらえるPOPを書くためには……
その人に、商品を使ってもらっているところを想像してもらえなければなりません。

「いつでもどこでも誰にでも便利なアイテム」って言われて……
どんな場面を想像できるでしょうか。

となると「いつでも」「どこでも」「だれでも」という言葉は、必ずなにかに置き換えるべき。
では、最初にどの言葉から脱却するのが、伝わるPOPへの近道なんでしょうか。

さっそく結論、私は「だれでも」だと思う

ずばり「だれでも」から考えたほうがいいというハナシ。
そのアイテムの魅力を伝える「ターゲット」を決めるのです。

なぜ「いつでも」「どこでも」よりも早く「だれでも」を考えるべきか。
それは「だれでも」を決めれば自ずと「いつでも」「どこでも」も決まってくるからです。

「だれでも」を考えるための糸口を説明します。

誰に使ってもらいたいかを考える

たとえばここに「栄養ドリンク」があるとします。

肉体疲労時の栄養補給にくわえ、きもちのリラックス効果もあるものでした。
これはいい! と思ってその効果を伝えたくなりますね。

では、そんな効果のあるその栄養ドリンク、いちばん誰に飲んでもらいたいですか。

お母さんかな、毎日みんなのために家事や育児をがんばっているからね。
いやいやお父さんかな、いろんな人に頭を下げて、あちこち飛び回ってヘトヘトだろうから。

ほら、そのアイテムを使っている人がちがうだけで、アプローチの言葉も変わっていきそうではないですか。

自分がその商品を「おすすめしたい人」を考えるのが、まずは大切な考え方です。

誰が使っているところを想像したかを考える

似ているようでちょっとちがうのが……
そのアイテムをパッと見て「誰が使っているのか」を想像できたか。
ここから考えます。

夜に塗るだけで朝のお手入れが格段にラクになるオールインワンジェルだったとします。

朝が慌ただしい人かな。
バリバリのキャリアウーマンがパンを一枚くわえて外に飛び出す場面をイメージしたり。
朝早く起きて自分の支度よりみんなの朝ごはんやお弁当作りに励むお母さんをイメージしたり。

むしろていねいな暮らしを心がけている人かもしれない。
ゆっくり湯船に浸かる女性だったら、入浴中のジェルパックでリラックスしそうとか。

こんなふうにアイテムからイメージできる人をターゲットにしてもいいと思います。

そのシチュエーションに誰がいるのかを考える

朝食といっしょに摂ると栄養バランスがよくなる食品があるとします。
「朝食」ってひと言で言ってもいろんなシチュエーションありますよね。

家族揃ってたべる賑やかな朝食もあるし。
一人暮らしでカンタンなものを押し込むような朝食もあるし。
そもそも、朝食なんて食べないという人だっていますよね。

どんな人の、どの朝食を切り取って商品を紹介しますか。

「いつでも」「どこでも」の脱却と同時進行的に考えるのに近いですが……
同じシチュエーションにおかれても、人によって全然ちがいます。

重要なのは「ターゲットがハッキリしているか」

伝わるPOPは「誰に伝えるか」という……
いわゆる「ターゲット」がはっきりしているものが多いように私は感じます。

ターゲットは絞れば絞るほど、その人に振り向いてもらえる確率は高くなるのです!

逆に絞りきれずに「だれでも便利!」なんてしていると……
そのアイテムを使っているところが想像しきれなくて、購入に繋がりにくくなってしまいます。

ぜひPOPを書くときは、まず「だれでも」からの脱却に挑戦してみてください。

それでは、今日も元気にいってらっしゃい〜!

-手書きPOP

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