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仕事観

【日芸・放送学科】卒業後はどう生きる【就職・職業】

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私は学生時代、ラジオ番組の構成作家に憧れていました。
第一志望の日本大学芸術学部放送学科に無事合格し、2012年の春に卒業しました。

そんな私が現在職場としているのは、地方にあるドラッグストア。
医薬品登録販売者として、日々市販薬をはじめとする販売接客に勤しんでいます。

「日芸を卒業した人ってどんなところに就職するのかな」
「日芸を卒業した人はちゃんと好きなことを仕事にできているのかな」

そんな疑問を抱えている受験生、在学生のあなた。

結論から言って、卒業から10年後も憧れの業界で働ける人は一部です。
だからといって、好きな仕事ができていないとは限りません。

今日は私の現状、私の周囲を見た上での「日芸卒業後の就職」についてお話しします。

業界で活躍している仲間はもちろんいる

日芸のホームページの「就職状況」を見ると、各業界の華々しい就職先が書かれています。
受験生はこういった企業への就職を憧れるでしょうし、長く業界で活躍したいと願って学業に専念することでしょう。

放送作家をめざし田舎を飛び出した若きわたし

これらの就職先に嘘はありません。
実際に大手企業へ就職内定した同期や、すてきな作品を生み出して活躍する先輩方、後輩たちもいます。

でもそれはけっして多くがそうだとは言いません。
たとえば、私が在籍していた放送学科はラジオ制作専攻において……
卒業してから長くラジオの現場で働いていた同期は、私は一人しか知りません。

ラジオでなくても放送業界やエンタメ業界に就職できた人は何人かいます。
私も卒業後は地元のケーブルテレビ局に就職が決まりました。
それでも、私はその職場を退職し、二度と放送業界への就職はしないと心に決めました。

日芸を卒業した人の中には多くの「ではない」仕事についている人がいると私は考えています。

「日芸卒の就職」は決して不利ではない

しかしこの「ではない」企業へ就職するにあたって「日芸卒」が不利であると感じたことはありません。
よっぽど新卒採用をめざしていた、あの頃の方が就職活動しにくく感じていました。

新卒採用のときは、どの企業へ面接に行っても聞かれた質問があります。
それは「なんで日芸のあなたがうちの会社に入りたいと思ったの」です。

これに答えられる力が、当時の私にはありませんでした。
働いてお金を稼ぐことがどんなことかも知らないし、自分が社会でどんなふうに役に立つのかわからなかったのもあるでしょう。

大学を卒業したあとの就職活動において「日芸」について触れられたことはありません。
せいぜい「日芸なんて出てるの? めずらしいとこ行ったんだね!」くらいの印象。

既卒の就職活動で、出身大学が採用の決め手になることはまずないでしょう。
その代わり大切になってくるのが「自分に何ができるのか、何がしたいのか」を自分で把握できているかです。

「芸術」しか知らない社会人になりたくない

新卒の就職活動に失敗し、放送業界から離れた私が思ったことです。
これは今の仕事にも通じていて……
医薬品登録販売者だからって「くすり」のことだけ知っている人間にはなりたくないなと思う自分がいます。

いろんなことへ興味をもって「知ること」に貪欲でいたい。
わからないことがあったらすぐに調べたり、体験したりしていたい。
そう考えるようになりました。

日芸を卒業してしばらくまで、私にとって「芸術」「放送」「ラジオ」これらがすべてでした。
それしか知らなかったし、知ろうとしてこなかった。
だから、大人になってもその世界で生きることしか想像できませんでした。

とりあえず変な髪型することが精いっぱいの個性

ところが、放送の世界を離れた私は、医薬品の世界を覗くことができました。
自分の知る世界がどんなに狭く、どれだけ知らない世界が広がっているのかを初めて知りました。

私は「芸術」の世界を離れたおかげで、自分が本当に「たのしい」と思える仕事に就くことができました。
今はこの、医薬品登録販売者という資格に、仕事に出会えて本当に良かったと思えています。

「憧れ」を諦めた、でも日芸を出てよかった

多額の奨学金を借り、夢のために入学した日本大学芸術学部。
結果として、その夢は叶いませんでした。

だからといってこの学歴が無意味だったとは私は思いません。
この学校で学んだこと、物事へ向き合う姿勢や考え方は、いろんな課題をこなす中でたくさん養われてきました。

学校が何よりも嫌いな場所だった私が、かけがえのない時間を過ごしたと思えたのも、日芸だったからだと思います。
4年間、物を作ることを考えて、のたうち回ることができたのも、この学校に入学できたから叶った日々でした。

何より「自分はきっとふつうじゃないんだ」と、田舎を飛び出した自分に「自分は普通の人間」だと気づかせてくれたのは、同じ学び舎で過ごした普通じゃない学友たちでした。
当時は落ち込んだり嫉妬したりもしたけれど、彼らの存在を知れただけで、私は人生救われたのだと思っています。

今、目の前にある大学生活を大切にしてほしい

この世の中の状況で、大学へ通うことすらままならないこともあるでしょうが……
ぜひ日芸に通うあなたには、4年間でいろんなものを吸収してきていただきたいです。

それは、直接自分のめざす道とは関係なくても、やってみる価値はあるかもしれません。
いろんな自分と出会えるといいですね。

それでは、今日も元気にいってらっしゃい〜!

-仕事観

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