先日、会社からお知らせがありました。
資格者の名札の表記を「登録販売者」から「医薬品登録販売者」に直すように、という指示です。
これは今年2019年10月3日に、日本チェーンドラッグストア協会が記者意見交換会で……
今後は「医薬品登録販売者」という名称を用いることを明らかにしたことからです。
登録販売者10年の歴史の中での大きな一歩です。
だって「登録販売者」って名前、正直なんの仕事している人なのかわかりにくい!
資格を知って取得した今だからこそ
「(都道府県で販売従事)登録(をして医薬品の)販売(をする)者」なんだなあってイメージが沸きますが……
肝心な「医薬品」の部分を削られてしまっては何を販売する人なのかもわかりません。
むしろこの仕事に就くまでは「登録販売者」という資格そのものを知らなかったのですから、その知名度は……
という感じです。
以前仲宗根恵先生のお勉強会に参加したとき、仲宗根先生ご自身は
「薬種商より登録販売者の方が知名度はありますよ~」とはおっしゃっていましたが……
ちなみに「薬種商」とは「登録販売者」の前身ともいえる資格です。
そんなこんなで頭に「医薬品」がつくことで、いよいよお薬の専門家らしくなってきました「医薬品登録販売者」という資格。
まだまだこれからの発展途上な資格だと私は考えています。
お薬の専門家として、もっといろんな人に認識してもらうためには……
日頃から知識と経験を積んで、資格者一人ひとりが常に勉強を重ねていく必要があるなあと思うのです。
「医薬品」という冠がつくことで、その責任と誇りも一層増しているような気にさせられますね。
消費者目線でくすりの相談を受けることができる資格者として……
医薬品登録販売者はこれからますます意味のある存在になってくるはずです!
困っている市民のみなさんにそっと寄り添うことのできるこの資格を、まわりが認めざるを得ない存在にするのには……
繰り返しになりますが私たち資格者の日頃の姿勢に関わってくるのだと思います。
今日から新しい名札で働ける(はずです)ので、はりきってがんばってこようと思います!
いつも通りこのお仕事ができることに感謝します。