調剤薬局勤務から数えて、お薬を販売できる現場に携わるようになって、もうすぐ6年半が経とうとしています。
仕事ですから、楽しいことばかりではなく……
ときには失敗もするし、うまくいかないこともあります。
お客様を不快に思わせてしまったかも、と考えると
「接客業向いてないな〜」なんて、思うこともよくあります。
向いていないな、向いていないなと思いながら、もう5年以上働いていますけどね。
目次
「仕事向いてないかも」と思いながら続くワケ
「5年以上働いても向いていないかもって思うのは、やっぱり向いていないんじゃないの」
なんて思うかもしれませんが……
向いていない仕事は、以下のことを感じることもなくなってくるものです。
それがコチラ。
- 仕事におもしろいと感じる部分がある
- 中には得意と感じる仕事もある
- ミスしても次は改善される
仕事におもしろいと感じる部分がある
仕事を「つまらないな」「おもしろくないな」と感じるまでではないので、向いていないかもだけど続けられます。
要は、得意じゃないけれど好きな仕事なのかもしれません。
毎日の同じ仕事の中でも、ちがう側面を感じたり、新しい発見をしたり。
そういうことを感じることができるから、たまの失敗で凹んだとしてもカバーできます。
中には得意と感じる仕事もある
たくさんあるドラッグストアの業務の中には……
けっして苦手なこと不得意なことばかりではなく、自分が「できる」と自覚する仕事もあります。
商品のラッピングははちゃめちゃ苦手でクレームものですが……
手書きポップは得意なのでよく任せてもらえたり。
お薬の接客でも、苦手な分野があるかもしれないけれど、
「このお薬の分野は強い!」と思うところがあると思います。
自分の特技がまったく活かせない職場だったらツラかったかもしれません。
ミスしても次は改善される
仕事でミスをしてしまうこともたしかにありますが……
起きたことをいつまでもくよくよ考えていても仕方がないと思っています。
起きてしまったことは、それはそれ。
反省できればいいのです。
反省、というのは「しょんぼり落ち込む」ことを指すのではなく……
「次に同じ失敗をしないための解決策を考えておく」ことです。
起きた「内容」をどう受け止めて解釈して自分のものにできるかどうか。
それができれば「向いていないかも」も払拭されると思います。
本当に「向いていない仕事」をしている人は
私は以前、本当に向いていない仕事に就いていたことがあります。
そういう仕事に就いていると、上記の章のようなことってまったく感じる余裕がありません。
加えて、以下のような状況にも陥っているので……
ミスがミスを呼び、さらに仕事への向いてなさを痛感してしまいます。
何をミスしているのかに気がつかない
「向いていない仕事」に就いていると、自分でミスに気がつく余裕もないことがあります。
目の前の仕事を片付けるのにいっぱいで、俯瞰ができない状態です。
また、本当はもっと効率の良い仕事の仕方があっても……
自分のいまのやり方を変えられず効率の悪いままなのも、向いていない仕事をしている人の特徴かもしれません。
ミスをどう改善すればいいのかわからない
いざミスが発覚したとき……
「どうしていいかわからない」と、思考停止してしまうのもよくない兆候です。
要は、自分のしたミスの「何が問題」なのかが、根本的にわかっていない場合、解決方法が導き出せなくなります。
どうしていいかわからず、最終的に悲しい気分になって終わってしまう仕事は、続けていてツラいですよね。
仕事において成長していく意欲がなくなる
「もっと良くしていきたい」「こういうことに挑戦したい」
という意欲が、仕事の上でない場合は、続けていくのが難しいと感じます。
これは、たとえ業務上に不満などがなかったとしても、起こりうることです。
「もっと仕事の上で成長したい」と思って行動できる仕事こそ、向いている仕事という気がします。
得意なことじゃなくても「続く」のはすごいこと
三日坊主気質の私が思うのは……
なんでも「続く」っていうのは、尊くてすごいことなんだということです。
私が向いていない仕事を「やめる」って言ったときは、開放感で溢れました。
好きなことを仕事にして、たった2年しか続きませんでした。
辞めたことを後悔したことは、いまの一度もありません。
いまの仕事は、得意じゃないこともあるし、憧れた仕事でもないけれど……
好きだと思えたから続けられているように思います。
「向いていないな」と思いながら続けている仕事があるあなたは……
「なんで続けられているんだろう」ということを考えてみてはどうでしょう。
悩みは尽きないけれど自分のきもちには正直でいよう
とはいえ、相変わらず仕事をしているとポカはしますし……
人に揉まれて仕事をしているといろいろあるから落ち込んだりすることもあります。
また「向いていないかも」なんて思うこともあるかもしれません。
仕事が「楽しい」と思えるように、職場を変えたり職種を変えたりもひとつの手段です。
そのときは自分のきもちに正直になって、耳を傾けてあげましょ。
それでは、今日も元気にいってらっしゃい〜!