とある買い物のためによく利用するお店へ行きました。
白と黒の色がある商品で、黒がほしいと思った私は、店員さんを呼び
「これの黒、ありますか」
と尋ねました。
すると店員さんは「終了品なんで黒はもうないですね」と一言。
一応調べていただけましたが、やっぱりないとのことでした。
黒がないなら、予算内だし、白でもいいかな〜とも思ったんですが……
「この店員さんから買ってあげたくなる」感じでは
なんとなく仏頂面で愛想もなかったその店員さん。
「黒がいい理由」とか「商品を購入したい経緯」なんかを話したりしましたが……
とくに新しい提案が生まれることなく、聞き流されてしまう感じ。
おまけに私が選択に迷っていることに少しイライラしているようにもとれて……
買い物する気は一気に消沈。
「もうちょっと考えてまた来ます〜」
と言って、そそくさ退散してきました。
ちがうフロアの別の売場の店員さんは、いつも親身になって一生懸命対応してくれるのにな〜。
たぶんもうこのお店ではその類の商品は買わないなと思いました。
「他人の接客みてわが接客なおせ」だと思わせる
仕事柄、よそのお店の店員さんの接客の様子はよく観察してしまいます。
自分が接客されると、どんな接客がいいか悪いかがよ〜くわかります。
そして実感します。
私もあんまりいい接客していないときあるなあと。
お客様に呼ばれたときにニコニコ笑顔ができているか。
お客様のお話を親身になって聞いてさしあげているか。
少しでも選択のヒントになるようお話を引き出せているか。
ご希望どおりの提案ができなくても代替案が出せているか。
などなど……
とくにけっこう言ってしまいがちなセリフで
「そこになければありません」というひと言がありますが……
お店側の立場としては、調べなくてもないことがわかっているから言ってしまうんですよね。
でも、いざ自分がお客さんとしてその言葉を言われると、たしかにいい気分はしません。
よそのお店でそのひと言を言われるたびに「自分は言わないようにしなきゃ〜」って強く思います。
笑顔で一生懸命な店員さんは自然と「選ばれる」
けっきょくのところ、それが本心だろうと建前だろうと……
「ニコニコしていて熱心に接客してくれる元気な店員さん」は、商品を買ってあげたいて思われるんですよね。
専門知識が豊富でクールな店員さんがいい、という場合もあるのかな。
でもやっぱり、お客さんの立場に立って同じ目線で話を聞いてくれる店員さんの方が私はよかったりします。
自分がされていいと思うことを、相手にもしてさしあげられればいいのにな。
そんなことを思った、休日のお買い物でした。
こんな記事も書いているのでよかったらご覧ください〜。
それでは、今日も元気にいってらっしゃい〜!