地方のドラッグストアで市販薬の販売、接客をする資格者として働いています。
最初はパソコンの前で映像を編集したり、マイクの前でナレーション撮りしたり、そういう仕事にも就いていました。
でも、なるべく人に接するような仕事に就きたいと思ってから、今の業界へと転職しました。
自分の希望で「接客業」に飛び込み、仕事が「たのしい」とまでいう私ですが……
実は、子どもの頃から「笑うこと」がめちゃくちゃ苦手!
写真館で満面の笑みを浮かべて渾身の一枚が撮られたあと
「じゃあ、次、笑顔の写真撮りましょうか!」とか言われるくらいには全然笑えていない!
そんな私でも日々勤めている「接客」のお仕事。
接客に笑顔は本当に必要なのかな。
どんなふうに笑えばいいかわからない。
笑顔が苦手だと接客業は諦めなければいけないかな。
今日はこんな疑問に答えていきたいと思います。
結論、接客業に笑顔は「必要」だけど……
接客業に笑顔は必要か不要かと言われたら、必要です。
ふつうに、怖い顔した店員さんには相談したくないし、アドバイスされても怒られているみたいに思われそう。
笑っていないで損することはあっても、笑っていて悪い場面ってめったにありません。
お客様からめちゃくちゃ苦言を言われている場面でヘラヘラしているとかは別ですが……
ならば売場では笑顔でいたほうがいいとは、私も思います。
でも、その笑顔……
いつでも満面の笑み! お日様のようなほほ笑み! である必要はないです。
まずは口角をちょっとだけ上げてみる
私が思う接客業で求められる笑顔レベルは……
左右の口角をちょっとだけくっ、と上げてみる。
これだけ!
ちょっとやってみてください……それです!
これだけ意識していれば、笑っているように見えるからオーケーです。
……はい、いま「でも」と思った人の頭の中を当ててみます。
「でも、マスク着用が当たり前のこのご時世、口角上げたくらいじゃ笑顔とわからないのでは」
口角を上げれば、自然に目元も少しばかりは細くなるものですが……
マスクをしていると顔が見えにくいので、なかなかコチラの表情も伝わりづらいのは確かです。
でも、ここはまず「口角を少しだけあげる」から始めていただきたいです。
「笑顔」をカバーする接客のこころを身につける
では実際に自分がお客さんとしてお店を訪れたときに、店員さんの態度で最重要なのは「笑顔」ですか。
答えは「ノー」でしょう。
「笑顔」はお客様に心を許してもらうための「きっかけ」作りであって、メインではない。
大切なのは、その後の「接客態度」であったり「お客様へのきもち」の表れだったりするのです。
笑顔は立派なのに、肝心のお客様対応の内容が残念だと、それは「残念」になってしまいます。
うまく笑えないのなら、それをカバーするスキルや思いを大切に、一生懸命接客するといいです。
笑顔が苦手でも「やるか」「やらないか」は自分次第
私は本当は「笑顔」が苦手です。
「笑う」というより「顔がゆがむ」という感じ……
子どものときに親が撮る年賀状用の写真撮影が本気で苦痛でした。
そんな私が「接客業向いていないかも」と思いながらも、接客業しています。
「この性格じゃ、人前で笑えないから、接客業は向いていないな」
と、考えて仕事を諦めるのはまだ早いのでは、と思います。
最初から完ぺきにこなそうと思わなくていいのでは、と思います。
まずは口角を上げるところから始めましょう。
「やるか」「やらないか」です!
接客業に限らず、その仕事を続けたかったらまずは行動、ですよ〜!
それでは、今日も元気にいってらっしゃい〜。