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花粉症の季節! 目薬選びと使用上のポイントをおさえる

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花粉症のみなさん……
そろそろ、いろいろと苦しいのではないですか。

花粉症といえば、豪快なくしゃみ鼻水もツラいところですが……
ふつうの風邪症状とはちがうところは、かゆみや充血などの「目」の症状が伴うところが多いこと!

ここ最近、目薬のご案内が増えたようにも思います。

この日も、花粉症の症状に効く目薬をお探しのお客様を売場へご案内したところ、いくつかの目薬を手に悩まれていたので、再度お声がけさせていただきました。

目薬選びでお客様にきく基本質問は3項目

以前、記事にもしたことがありますが……
たくさんある目薬の中から、選択肢を狭める魔法の質問項目は3つ。

  • 予算の幅
  • 清涼感の強さ
  • コンタクトレンズの有無

この3つを聞けば、だいたい選択が絞られていくものです。

今回のお客様は、その季節だけの限定的な使用なので予算はかけたくないとのこと。
清涼感のある目薬をお好みでした。

あとは、コンタクトレンズをご使用とのこと。

都度レンズを取り外せるのであれば、ふつうの目薬をさして数分後にレンズを戻す方法でもいいですが……
レンズをいちいち外すのが面倒であったり、今すぐ症状をおさえたい場合であったりすると、コンタクトレンズ装着時でもさせるタイプの目薬が便利だということを伝えました。

花粉症の目薬に入っていてほしい成分はコレ

目のかゆみの原因が「花粉」であることがはっきりとわかっているのであれば……
抗アレルギー成分の入っているお薬を選ばれるのが得策かもしれませんね。アレルギーの原因物質の放出を抑えてくれるので、症状を抑えやすくなります

他にもかゆみ止め成分や炎症止め成分の入った目薬を選べば、起きてしまった症状もおさえることができるので、できればこの3つがうまく配合したアイテムを選びたいところです。

充血をとる「血管収縮剤」入の目薬は注意

「ただ、注意していただきたいのが、この3つ以外に充血をおさえる成分が入っているお薬です」

この充血をおさえる成分は、血管収縮剤と呼ばれるもの。
市販薬の目薬にはよく配合されているものですが……

「いわゆる血管を一時的に収縮することで、赤く見えた目の充血が引いて、白くなるのです。でも、この成分、効果が切れると充血がぶり返してしまうんです。しかもだんだん効かなくなってくる」

たま〜に目をシャキッとさせたい時に、ごくごくたま〜に使用するくらいであればいいかもしれません。
でも、花粉症のように長期的に季節を通して使用するような人が、この血管収縮剤入りのお薬を使うとなると……

「血管収縮剤の常用は、かえって充血症状を悪化させる原因にもなりかねませんので、こういう場合はそういった成分を避けて選ばれたほうがいいですね」

血管収縮剤の成分のカンタンな判別の仕方として……
「○○リン」と、語尾に「リン」のついている成分は、この手の成分である可能性があります。

ぜったいじゃないですけど、登録販売者試験勉強の覚え方的判断とすれば……
お客様に自身で判断してもられるようになるためには、覚えやすい判断基準かなと思います。

開封後の目薬の保管は市販薬で3ヶ月程度

「目薬って一度開封したものを使用し続けるのってよくないんですよね? 昨年あけた目薬を、今年使ったりとか」
と、お客様。

「おっしゃる通りです。箱に書いてある使用期限は、あくまで未開封の状態での期限になります。開封してしまったあとは、速やかに使い切るか、しばらくしたら処分してしまうのがいいですね」

ちなみに、開封した市販の目薬の保管期間とすると……
防腐剤入りの一般的なものなら、保存環境にもよりますが「およそ3ヶ月」が限度です。

保存状態にもよるので、液体が濁っていたり、浮遊物があったりと、状態が良くない場合は期間を問わず処分してしまうべきです。

上手な目薬のさし方で効果の実感をあげる

「3ヶ月ですと、春の花粉症ワンシーズン分ですね。時期がずれてきたら、もう捨ててしまう感じですかね」
「なるほど……」
「1回の点眼も1滴で十分です。パッケージには数滴、と書かれているものも少なくないですが、基本的に目薬は片目1滴させば十分に目にお薬が行き渡るものです」

はっきり「2滴」とか書かれている場合は、従ったほうがいいでしょう。

そのほか、目薬はさし方ひとつで十分な効果が得られるかどうかも決まるかもしれません。
ポイントは3つ。

さしたあとは目を瞑り目頭をおさえる

「よくさした後、上を向いたまままばたきをくり返している人がいますが、その必要はありません」

目薬は、さしたら顔は前に向き直り、そっと目を閉じ、目頭(鼻の付け根部分)を軽くおさえてしばらくいるのが効果的。
液体が目にとどまり、くすりの効果が目に行き渡ります。

目薬をさすと口の中が不味くなる、という人もいるかもしれませんが……
この「目頭をおさえる」ことで、その現象は起きにくいかもしれません。

容器の先端は目に触れないようにする

「さすときには、目薬の容器の先端がまつ毛やまぶたに触れないようにするのも大切です」

触れてしまうと、容器が清潔に保たれません。
液体のにごりの原因になるので、触れないように上手に指すことが必要です。

ちなみに、他者と同じ目薬を使いまわすこともやめるべきです。

こぼれた液は無理に目に入れなくていい

「目からこぼれた液体は、無理に目に入れず拭き取ってください」

これも、液体の清潔さなどにかかっているのかもですが……
目からこぼれた液体は、顔を傾けながら頑張って目に入れる必要はありません。

そっとティッシュなどで拭き取ってしまいましょう。

意外と知られていない目薬の正しい知識たち

目薬って、身近なお薬ですが使い方や選び方における情報は、意外とお客様は知らないことが多いです。

「値段の高い目薬ほどいいお薬なの?」といって、必要のない成分の入った高価格帯のお薬を手に取る人もいれば……
逆に「どれをつけてもおんなじでしょ」と、疲れ目に抗菌薬をさし続ける人もいます。

目薬売場で悩まれるお客様がいたら、積極的に声をかけるといいですね。

それでは、きょうも元気にいってらっしゃい〜!

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