いよいよ世間では「夏休み」ということで……
海や山やと、アウトドアに関するお客様の相談が増えてきている印象です。
虫除け対策や暑さ対策などもですが……
ここ最近で多いと感じているのは「日焼け」に関するお悩み。
とくに先日連休明けのご相談は顕著で、顔や体を真っ赤にして来店するお客様も多かったです。
日焼けが何日経っても痛いまま治らない
家族が日に焼けてから数日経つけれど、痛みが治らない。
肌は赤く、少し皮がめくれているような様子だという相談があったそう。
対応した資格者の提案は、
- とにかく日焼け部分をよく冷やすこと
- アロエ成分の入ったクリームを塗ること
- よくならない場合は皮膚科に相談すること
でした。
すすめたアロエクリームは医薬部外品、効能にも「日やけ後のほてりを防ぐ」との表記もあるため選択肢としてはあり。
医薬品のアロエ軟膏をすすめなかった理由も、患部が広範囲のため、軟膏では塗りにくいのではという判断でした。
ただ、気になるのはすでに患部の皮膚の皮がめくれてきている様子だということ。
小学生の夏休みに見られるようなああいう脱皮的な感じなのか……
水ぶくれになってきてしまっているのか。
日焼けも「やけど」のひとつのため、市販の力を借りられるのはあくまで「軽度」まで。
水ぶくれになってしまうほどの日焼けでは、早めの受診をすすめたいところです。
軽度の日焼けでも、放っておくと黒くなってきてしまうので、日に焼けたと思ったらまずは冷やすのがいいですよね。
冷やしたタオルをあてたり、水の勢いをおさえた冷たいシャワーを浴びたり。
対応した資格者のいうようなことを、早めに行動していたら、もしかしたらそこまで悩まされなかったかもしれません。
目にできる日焼け対策を知りたい
「目が日焼けをしたときのおすすめの目薬はありますか」
という相談を受けたという報告をもらい、選択肢を尋ねられました。
日焼け、いわゆる炎症なので、炎症どめの入っているようなものでいいと考えますが……
試してみてもいいなと思ったのは「硫酸亜鉛水和物」の入っている目薬。
これ、いわゆるブルーライトによる疲れ目系の目薬に入っている成分なんです。
「ブルーライトによる炎症の改善」を謳える成分で……
目薬自体の効能効果にも「紫外線その他の光線による眼炎」とあります。
もし、すでに目にダメージを受けている時点での選択肢としてなら、覚えておいてもいいかもしれない。
日焼け止め以外にできる対策は
日焼け対策としてできることで思いつくといったら「日焼け止めクリームを塗ること」
それでも、こうして日焼けに困って来店されるお客様は多いです。
塗り薬以外にすすめられるものがあるとしたら、どんなものがあるのかを聞かれました。
「私だったらだけど、ふきとり化粧水をすすめられるかな」
抗炎症成分と殺菌成分の入った、大手メーカーのふきとり化粧水。
日焼けのお客様が来店されたら、この商品をおすすめする絶好のチャンスと捉えています。
「成分の効果はもちろん説明できるし、冷やした化粧水をコットンに落としてパックみたいに日焼け部分に貼るときもちいいと思うから、くすりプラスアルファですすめることはあるかな〜」
あと提案するとすれば……
- ビタミンCを服用する
- サングラスを着用する
- こまめに肌を冷やす
- しっかり睡眠をとる
とかでしょうか。
なるべく早く健康な肌が再生できればいいな〜ていう対策が多いですね。
夏本番に向けてたくさんの選択肢を用意しておこう
ここ数年と変わって、外に出て楽しむという人も増えてくるでしょう。
虫刺され、熱中症、日焼け。
どんな相談にも対応できるように、今からもっと知識をつけ直していこうと思います。
それでは、すてきな1日になりますように。
今日も元気にいってらっしゃい〜!