地方のドラッグストアで医薬品登録販売者という資格者としてはたらくアラサー女の靉(あい)です。
週5日フルタイム、市販薬の販売接客をしつつ、品出しやレジ打ち、発注など……
お店に立って日々あくせく働いています。
そんな私ですが、最近本社から、いや、社長から声がかかり、週1日だけ本社勤務をすることになりました。
一体どんな仕事を任されるようになったのか、簡単な経緯と思いを語りたいと思います。
目次
「すべての商品」を対象に全店に配布するPOPを担当
これまで配属してきた店々の売場に、手書きポップを作っては設置してきました。
このブログでも、今まで書いてきたPOPの写真や、書き方などについて記してきています。
私が「POPが書ける」というのは、入社して間もない頃からまことしやかに社内で囁かれていて……
店を異動してきてまだ誰も面識がないメンバーから、ふつうに「POP書いて」とお願いされることがほとんどでした。
そしてそれは、店舗間のみならず、本社の社員の耳にも入っていて……
これまで時々、全店に配布される共通のPOPを書いてきたこともありました。
きっかけはバイヤーから依頼されてきた手書きポップ
いままでは、あるバイヤーが担当する一部の商品のみ、全店に配られ設置されてきました。
バイヤーから電話で「この商品のPOPを書いてほしい。大きさはこのくらいで〜」のような電話があり……
期日までにお店、あるいは自宅で書いたPOPを持ってきて社内の物流にのせるのでした。
最初にPOPを書いたとき「このPOPを書いた社員が誰かというのは公表してもいいか」とバイヤーに聞かれたこともありました。
でも、当時はなんだか照れ臭くて「公表はしなくていい」とお願いしていました。
けど、本社にいる人たちにはそれが私の書いたものだというのは知れていて……
バイヤーは私のPOPを社長にも見せて「あいという社員が書きました」と教えてくれていたのです。
ある日、バイヤーから電話があって「POPを作る部署を作る。その上で社長が会いたいと言っている」旨を知りました。
商品を売るためにも他社と変えていくのは「売場」から
さっそく私は本社へ行き、社長と面談。
そこで、社長の熱い思いを知ることになりました。
「どこへ行ってもある代わり映えのない商品、販促。競合他社と差をつけるためには『売場』を変える必要がある」
「そのためにはオリジナルのPOPでお客様の興味をひくことは重要なこと」
チェーン店のドラッグストアでありながら、これまでも手書きポップや店独自の売場づくりに対して寛容な姿勢だと思ってきました。
改めて社長の考えを聞くことができて、よかったな〜と思いました。
ぜひ「売れるPOP」がなんなのかを追求し、協力したいと感じました。
新部署の所属は自分だけ、誰も経験のない仕事を取り組む
ということで、週1日だけ私は会社専属の「POPライター」として、本社に勤務することになりました。
いまのところ会社が声をかけた社員は私だけ。
なので、この仕事をするのは私がはじめてで、私しかいない状態です。
仕事のスタイルとしては、朝出勤してから夕方退勤するまでひたすらPOPを書いています!
誰も勝手がわからないからとにかく手探り状態
「自分のやりやすいように、好きにやっていいよ」と社長からも言われていますが……
誰もこの働き方のスタイルを見たことがないので、当然ながら手探り状態です。
とにかく依頼された商品のPOPを書き続けています。
売場で実際の商品棚を見て、大きさや色を決めて、あとはずっと机の前で商品調べたりPOP書いたり。
現時点まだ3回とか4回しか本社に勤務していないので、これから徐々に
「こうしたほうがいいかも〜」ということは出てくるかもしれません。
もたもたしているとどんどん仕事が溜まっていく
これがひとりであるところの難点かもしれませんが……
仕事の分散が誰にもできないので、全部自分で順序立ててひとつひとつこなしていくしかありません。
依頼されたPOPを書いている途中でも「終わったらこれも書いて」「これはこう書き直して」のような依頼も出てきます。
しかもいまのところそれらの依頼に「明確な締切」を言われていないのが気になるところ。
もちろん「なるべく早く」仕上げた方がいいだろうと思って作業していますが……
ひとりで作業していると途中で疲れたりアイデアも枯渇していく状況に陥りがち。
せめてもうひとりでもパートナーがいれば、意見交換くらいはできるのになと思いました。
正直手当とかそういうの気になってるけど聞けてない
本社では一応、デスクとパソコンは与えられたのですが……
いまのところそれ以外の画材などの文房具は、自分が蓄えてきたものを使用しています。
でもこの間も「スティックのりの替えを切らした」と思い、Amazonでポチったのですが……
こういうのって会社の経費で落としてもらえないのかなって、気になりました。
もしくは、今までとちがう仕事を任されているのだから、それに対する新たな手当とか出ないのかな、とか。
せめてどっちかはフォローしていただきたいところ。
誰に相談すればいいのかわからないけれど、とりあえずお給与明細の内容確認したら相談してみよう。
新しいことに挑戦させてもらえる会社には感謝しています
以前、いまの会社に5年以上勤められていることを書いた記事で
「自分の仕事ぶりを評価してくれる」人がいることを理由に書いています。
その点では本当にいまいる会社には感謝しています。
私がいる会社は、これまでもいろんなことに挑戦して取り組んできている印象がありましたが……
こうして社員個人にも、理解があって新しいことに挑戦させてくれるというのは、たいへんありがたいですね。
まだまだ全然手探り感満載ですが、ぜひこの取り組みが意味のあるものであることを証明させていこうと思っています。
がんばるぞ! えいえいおー!