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仕事観

後輩にとっていい先輩って? 3つの心得

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新年度のスタートですね。
「令和」が発表されてもう一年、早いですね~。

新しい環境へ身を投じる人たちもいらっしゃると思います。
進級、進学、就職、転職などなど。

長い学生生活を経て、はじめて社会の一歩を踏み出したみなさんも。
おめでとうございます!
私は新卒での就職を経験しなかったので、入社式もなければ、同期の存在もありません。
それだけは毎年、この時季になるとうらやましく思います。

私の勤める会社にも、新卒で入社してくる子たちがいるのでしょう。
もう10くらい年の離れた子たちですね。
少しばかり話が通じないことがあっても、驚かないくらいの歳の差になってきてます。

こんな日はよく「新社会人へのメッセージ」などを書きがちですけど……
今日はあえて自身が心得る「こんな先輩でありたい像」について書きます。

こんな先輩でありたい像

私が思うこんな先輩でありたい理想像は3つあります。

  • 悪いところをしつこく責めない先輩
  • いいところを探してみつけられる先輩
  • 「自分は大変」という素振りを見せない先輩

です。
順番に説明します。

悪いところをしつこく責めない先輩

入社してすぐの頃から、器用に仕事ができる人はそういません。
仕事をしていれば、苦手な分野だって出てきます。
そういう、人の「できない」部分を「なんでできないんだ」としつこく責めない。

「できない」なんてことは本人が一番わかっています。
マイナス部分を指摘しても何の解決にもなりません。
それだったら「どうやったらできるようになるのか」をいっしょに考えられる人間でありたいと思います。

でも、入って間もない新人に「あいつは仕事ができない」と言って文句を言う人っていますよね。
そういう人って、自分が新人のときよっぽど優秀だったから、できない人の気持ちがわからないのでしょうか。
あるいは、自分が新人のときに仕事ができなかった経験を、忘れ去ってしまっているのでしょうか。

先輩の新人時代って、後輩にはわからないから永遠の謎なんですよね。

いいところを探してみつけられる先輩

どんなに仕事に慣れなくて不器用そうに見える後輩でも、きっと得意なことがあるはず!
あるいは、昨日できなかったことが今日にはできるという成長が見られるはず。

どんなにささいなことでもその後輩の「いいところ」をみつけてあげられる人でいたいです。
そして、できることならそのいいところを本人に伝えてあげられる人でもいたいです。

大人になるとほめられることって激減します。
だからこそ、ふいにほめられるとすごくうれしい!

今の会社に入社したとき、店長にはたっくさん怒られて、それもすごく覚えているのですが……
店長はなにかあるとすぐほめてくれたのでそれがすごく自信につながっています。
自分がされて嬉しかったことを、素直に後輩にもしてあげたいです。

「自分は大変」という素振りを見せない先輩

いまこの時期にドラッグストアに入社するのは、本当に過酷なことと思います。
早速現実を目の当たりにして、いやになって辞めてしまわれることも大いに考えられます。
そうなったときに、私たちは到底その子を責められはしません。

大変な状況で私たち先輩にできることといえば、やっぱり新人の前で「自分は大変」だという素振りを見せないことだと思います。

大変な思いをしている後輩に「共感」はしますが、それに対して自分はもっとこうだ、というマウントをかける必要はありません。
自分を自分からアピールするような人間であるよりも、常に相手を受け入れ、思いやれる心の余裕さを持っていたいです。

正社員という立場として、アルバイトさんやパートさんに対してもマイナス部分のアピールはしないでいようと思っています。

仕事がたのしいと思える現場づくりの一歩

私はこの心得でもって「後輩に慕われたい!」「理想の先輩でいたい!」という訳では、実はありません。

その職場で働く先輩の態度って、後輩がここで働き続けたいと思ってくれるかどうかを著しく左右すると思うのです。
一生懸命仕事をしている人のところでは、一生懸命仕事をしようと思えます。
たのしく仕事をする人といっしょにいれば、その仕事の楽しさに気がつくことができるかもしれません。

後輩が一日でも長くこの職場で働こう、と思ってもらえる職場を作るのは、先輩の意識です。
新人のみなさんには、そんな雰囲気の中で仕事や職場のいいところをどんどん取り入れて、めきめきと成長していってもらいたいものです。

さあ、心機一転、がんばっていきましょう。
楽しくお仕事できることに感謝します。
今日も元気にいってらっしゃい~。

-仕事観

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