最近思い出したこと。
小学生のとき、運動会のポスターは児童が描いたものでした。
そのポスターを描く上で、ひとつだけルールがあって……
それは「5色以内で描きあげること」
当時、運動会は赤組、白組、青組で分かれていて……
髪の色や肌の色を使ったら、あっという間に5色!
子供のころの私たちには、いささか難しいルールでした。
でも、今思うとこのルールって……
なるほど! その通りだな〜って思います。
目次
色をイロイロ使った掲示物は情報過多で見づらい
赤とか青とか黄色とか……
色をいろいろ使った方が目立つでしょ! と思うかもしれませんが……
実は、色の情報が多すぎると、目が疲れてしまって見たくなくなる。
そういうものなんだと、大人になってから知りました。
ポスターみたいなパッと見て情報を伝えるようなものも……
実はシンプルなものが目に入りやすいのかもしれません。
手書きポップもシンプルな色使いが目に入りやすい
それに気がついたのは手書きポップを書いていたからで……
この、合羽橋「飯田屋」さんのPOPのように
文字は黒!
台紙は黄色!
ラインは赤!
と、たった3色でもグッと惹きつけられるものは書けるんですよね。
むしろ目が引くのはこういうシンプルなPOP。
肌の色は白でいいし髪の色は黒じゃなくてもいい
色の絞り方はけっこうなんとでもいけることも大人になってわかったことで……
POPにイラストを書いたとしても、人物の肌の色はつけなくて白のままでもいける。
逆に輪郭や髪の色は、黒でもいいんだけど……
POPのどっかに使った色をベースに書いてみると、意外にハマるんですよ。
ほら、どっかでオレンジを使っていたら、こんな色使いの男の子がいてもいいんです。
髪は茶色で、服は青で……とかやってたら、あっという間に色数食っちゃうのでね。
絞る色は見本帳などを参考にしてみるといいよ
でも具体的にどう色を絞ればいいか思いつかない、という人は……
こういう配色の見本帳が本屋さんにあります。
すると、実際に2色や3色を集めて表現したパターンが載ってます。
この配色をそのまま参考にするといい感じになりますよ!
私は以前からこの本ばかり愛用しています。
シンプルが伝わる! 勇気をもって色を減らしてみよう
シンプルにしすぎて「なんか地味」と不安になることもありますが……
色をいろいろ使えばいいってものではありません。
配色によっては、色数少なくてもかわいくなったりします。
色の研究、していきましょ〜!
それでは、今日も元気にいってらっしゃい!