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違いと使い方教えます! 消毒用と無水のエタノール

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「これ、二種類あるけど、何が違うんですか」

見ると無水エタノールと消毒用エタノールをお持ちのお客様。
使用用途を聞くと、消毒スプレーを作りたいそうでした。

「アルコールの濃度がちがいますね。濃度が高いのは無水エタノールです」
「無水エタノールを使った方が強力なんですね」
「いえ、無水エタノールは濃度が高いですが、殺菌力が強いのは消毒用エタノールです」
「え、なんでですか」

単純な話です。
無水エタノールはその名前の通り水分が含まれていません。
そのため、ものを殺菌する前に蒸発してしまいます。
細胞内部にも入りにくいので、消毒用エタノールよりも殺菌力が低いとされます。
エタノールの濃度は70~80%が一番浸透性が高いので、無水エタノールを使用するとしたら、精製水で薄めて使う必要があります。

「そうなんですね、消毒スプレーとしても使えるんですね」
「はい。ただ、エタノールは刺激があるので、目や粘膜部分、傷とかには触れないように使用してください」

当然、刺激性は無水エタノールの方が強く、直接触れると皮膚が荒れてしまいます。
脱脂による肌荒れを起こしやすいので、皮膚への繰り返しの使用は適しません。

ちなみに無水エタノールの使い道とすれば、掃除をするのに向いています。
電化製品などの水気があるとまずい物を掃除するときです。
布や綿棒に含ませて拭き取るような使い方ができます。

「わかりました、こっちを買います。ありがとうございました」

と、お客様は消毒用エタノールを手に帰られました。

インフルエンザも出ている影響か、いよいよこうした消毒用品の需要が伸びてきています。
私も先日購入したクレベリンスティックを本体に詰め替え胸ポケットにさすことにしました。
昨年の秋冬を風邪もひかずに乗り切れたのは、きっとこれとR-1ヨーグルトを飲むことを毎日続けていたからじゃないかと信じている私です。

それにしても「消毒用エタノールでオリジナルの消毒スプレーを作ろう!」とか、ポップがあってもおもしろそうだなと思いました。
「消毒用エタノールと無水エタノール、なにが違うの?」とかでも需要はありそうかも。
時間があれば書いてみようかな、なんて接客しながら思っていました。

今日も一日健康でいられますように。
元気にいってらっしゃい。

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