このトローチやあめはなめてもいいもの? 商品の特徴と使い分け

このトローチやあめはなめてもいいもの? 商品の特徴と使い分け

「すみません、このトローチありますか」
女の子が尋ねてきたのは、指定医薬部外品のトローチ剤でしたので、売場のある医薬品コーナーへご案内。
ありがとうございます、と言われ一度離れるものの、しばらくお母さんといっしょにいろいろと眺められていたので、もう一度声をかけることに。

「のどが痛いとかですか」
「ちょっと違和感があるみたいで、こういうものをなめてみたらいいんじゃないかと思いまして……」
と、答えるのはお母さん。
「たしかに、飴などをなめて不快感を軽減することはできると思います。でも、もし実際すでに痛みなども感じているのであれば、のどの炎症に効果のある飲み薬もございます」
「のどが痛いのに効くんですか」
「そうです。トラネキサム酸という成分とカンゾウという成分がその効果をだします。あとはビタミン剤が入っています。お子様はおいくつですか」
「10歳です」
と、女の子。

「でしたら服用するのには問題ありません。1回1錠、1日3回まで飲むことができます。もし、すでにのどに痛みがあるようであれば、こういうものもあるということで、ご紹介させていただきました」
「ありがとうございます。ちなみにこれは子どもがなめても大丈夫でしたか」
見るとせき止めにも効果がある、第3類医薬品ののど飴でした。

「現在せきは出ていらっしゃいますか」
「せきは出ていないです」
「こちらののど飴は5才以上からなめることができるので、問題はありません。ただ、せき止めに効果のあるお薬になりますので、せきが出ていないのであればなめる必要はございませんよ」
「そうなんだ、お薬なんですね」
「せきが出る場合はそちらを選ばれるのもいいですし、ただなんとなく違和感を感じるくらいなら、殺菌消毒効果もあるそちらのトローチ剤で十分です。痛みを感じるのであれば、先程ご紹介したものが効果的です」
「教えていただきありがとうございます。もう少し考えてみます」
「わからないことが他にもあればご相談ください。お大事にどうぞ」

せき止めののど飴を、ふつうのあめ玉感覚でなめられる方もけっこういらっしゃいます。
それぞれの商品の特徴を正しくお客様に伝えられるようになりたいものですね。

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