ドラッグストアでお仕事をはじめて2年半以上経ちましたが、どうしても苦手なお仕事がひとつだけあります。
それは……商品の包装!
ラッピングです。
お中元、お歳暮、お年賀……季節の贈り物をはじめ、様々なプレゼントを包装してきましたが、全然上達しません。
今はお中元のシーズンで、じわじわと包装のお願いが増えています。
レジバイトさんに呼ばれる度に、ラッピングじゃありませんようにと願うようになります。
まあ、何も考えず油断してるときに限って、不意打ちで頼まれることが多い気がしますが。
粉の洗濯用洗剤や箱に入ったお菓子のような、四角い商品をひとつずつ包むのはまだなんとかなります。
CDショップでアルバイトの経験がある私。
CDやDVDの四角い商品は、とにかく百貨店包みすればよいという考えでした。
でもそういった商品単品での依頼はなかなかありません!
「食器用洗剤の本体と詰替を一緒に包んでください」
「栄養ドリンク3ボール一緒に包んでください」
「箱菓子とペットボトルのお茶を一緒に包んでください」
などなど、お客様はなかなかの試練を与えてくださいます。
普通、百貨店などでこういった詰合せを包む際、大きさに合った箱を用意して……
その中に商品を入れて包装に入ると思います。
しかし、ドラッグストアでそこまでのサービスを行なっているところを私は知りません!
当然、私の会社もそこまではご用意できません。
裸の状態の筒の商品、複数の商品、重量のある商品を包むことのなんと難しいこと!
もたもたしていると催促されるし、催促されると焦って余計に包めない……
悪循環に陥ります。
ラッピングする贈り物は季節のものばかりではありません。
私の住んでいる地域には習慣がなかったので、全然知らなかったのですが……
今勤めている店舗がある地域には、独特な風習があります。
それは、家族が入院したときは、お見舞いに来た人全員にお土産を持たせる、ということ!
大概はお菓子とお茶の組み合わせになるのですが、この包装の依頼を受けることがたまにあります。
箱菓子とお茶を一緒に包む、30セット!
またあとで来店するから作っておいて!
という依頼です。
そういう時は、1人ではなかなか大変なので、周りにお手伝いしてもらいます。
この地域の店舗に勤めるのは2店舗目ですが……
他の店舗にいた時はそういう依頼はなかったので、おそらく地域の特性なのだと思います。
このように、年間通して依頼がある包装の作業ですが、頻繁にある訳でもないので、なかなか上達しません。
以前のブログにも書いた様に、立体的な想像力が足りないので、紙の大きさも分からなければ、どう包めばいいのか計算ができません。
ある程度頼まれる組み合わせを想定して、事前に練習してみるのもいいかもしれませんが……
苦手意識を払拭できるように、工夫をしていきたいですね。