商品を出していると、棚に入り切らない商品が出てきますので、それらは在庫置き場に載せます。
棚の商品が減ってきたら、都度在庫から商品を下ろしていきます。
在庫置き場は、バックヤードに置くこともありますが……
私の勤め先では大概棚の最上段の一部がそれになっています。
たとえ在庫とはいえお客様からふつうに見える場所なので、売場同様こまめなメンテナンスをしていかないとなりません。
私は食品の発注担当なので、食品売場の見た目には気を遣っていきます。
この季節は飲料が種類問わずとぶように売れるので、飲料の売場を手厚くメンテナンスしがちになります。
さもないとすぐに売場が荒れてしまうので……
しかし、飲料に手をつけ出すと、いつまで経っても菓子や調味のメンテナンスにいけません!
せっかくもらったメンテナンスの時間、飲料だけで終わってしまうことが多いので、もっと効率よくしていかないとなのです。
さて、先日は月初の発注数が多かった割には、スムーズに荷出しが終わり、午前中からメンテナンスに注げる時間ができました。
ということで、以前からすごく気になっていた、菓子の在庫整理をすることに!
気にしていたのは勿論、そのビジュアルです。
高く積み上げられたダンボール箱の山。
1番上のダンボール箱には、ちびの私には何が入っているのかが確認できません。
絶対にもっとコンパクトに出来ると確信していました。
箱を一つ一つ下ろし、商品ひとつひとつ棚に入れていくと、な、なんと!
20箱以上載せられていた箱のうち、15〜6箱は空っぽになりました!
在庫全然下ろされていなかった!
劇的ビフォーアフターです。
思わず写真を撮り、新卒ちゃんに自慢する程の完璧なビジュアルの在庫置き場になりました。
改善点は以下の3点です。
使用するダンボール箱の数を最小限にした
20箱以上あったダンボールは、結局7箱位に収まりました。
ダンボール箱は積み上げられれば積み上げられる程圧迫感がありますし、乱雑で汚く見えます。
よりコンパクトに、すっきりした見た目にこだわりました。
使用するダンボール箱の大きさを揃えた
ダンボール箱の大きさを均等にすることで、統一感を出し、よりすっきりした見た目にしました。
商品の大きさを考えて、ある程度の奥行がありながら、高さのない箱を使用しました。
無駄な空間を生むこともなく、きれいに商品が収まります。
一目見て全ての商品が把握出来る状態にした
そもそも何の商品が在庫置き場にあるのか分からなければ、商品補充に至りません。
本当は在庫があるのに売場は空なので、欠品していると思い込み発注するという、過剰発注に繋がります。
大きな商品の裏に小さな商品を入れていたり、複数の種類の商品をダンボール箱に窓も付けずに詰め込んで在庫に載せていたりしたので、それらを全てなくしました。
大量に仕入れて在庫になる商品は、棚にあれば売れていく商品であることが多いので……
こまめにメンテナンスをかけて、商品の循環をよくして売上に繋げていきたいです。
様々な業務の中で、売場に目を向ける時間を多く作るのは大変ですが……
お客様にはきれいな売場で、気持ちよくお買い物をしてもらいたいものですね。
今日も一日がんばりましょう。