仕事観

雇われ登録販売者が陥る悩み! 推奨販売って実際どうよ

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かゆみ止めをお探しのお客様に、皮膚薬の売場をご案内しました。
あせもでかゆいんだけど、これでいいのかな。
と、手に取られていたのは、ムカデやクラゲに刺されたときにも塗れる、虫刺されのお薬でした。

登録販売者としての選択

「うーん、あせものお薬だから、ちょっとちがう方がいいかな。これだと、毒虫にさされたりしたときにはいいんだけどね、そこまでの成分は無くていいから」

と、あせも用のさらさらした使用感になるクリームや、こどもでも塗れる、ジフェンヒドラミンやグリチルリチン酸が有効成分のお薬などをすすめました。
試用見本なども試し、結局あせも用の、パウダーが入ったクリーム剤を選んで帰られました。

資格者として、知識を使い、お客様のためを思った選択をしたと思います。
でも、反面その選択にもやっとしている自分もいるのです。

たぶん会社の求める選択

おそらく会社に評価されるくすりの選択は、ちがう。

お客様がステロイド剤の入った有名メーカーの虫刺されを手にした時点で
「こちらのお薬の方が、同じ成分配合で、お安くお求めいただけますよ~」
と、隣に陳列された推奨販売商品をすすめ、購入させた方が、評価されるのです。

推奨販売品が、どれだけ有効なのかをうまいこと並べて、リスクを隠し、お客様の興味を向けさせて、買わせた方が、すぐれた販売員として評価されるのだろうな……
お客様を見送りながら、そんな考えが、頭をよぎる自分が、なんだか小さく感じます。

どこがいち早く推奨販売をやめるか

自分のいる会社が今、競合他社に一線を画す取り組みとして、何をすべきか。

と、もし会社のえらい人から聞かれる機会があったとしたら……

私は真っ先に「推奨販売の制度をとっぱらうこと」と答えるだろうなと思っています。

推奨販売自体が全面的に悪だとは私も思ってはいないのです。
われわれの仕事は慈善事業ではないですから、利益を求めるのは当然のことです。

お客様にとっても、有名メーカーと同じような成分で、同じような効果を感じることができるものが、少しでも安く手に入るのなら、それは魅力のひとつだし、喜ばれることだと思います。
実際に推奨販売品にはすぐれた商品がたくさんあります。

ただ、利益優先でお客様のことを全く見ない推奨販売なら、やめてしまう方がいいという意見です。

なにがいちばんお客様の笑顔につながるか

きっとドラッグストアに勤める誰もが一度は
「推奨販売って実際どうよ」
という思いを抱いたことがあると思うのですが……

「どうよ」と思って、どこの会社も「やーめた」とならないのは、それに代わる幸せな方法が見つけられていないからでしょうか。
いろんな魅力的な取り組みをするドラッグストアの会社はあるように感じますが……
それでも「推奨販売」はついて回り続けていますよね。

ひとつの推奨販売品を今推し進めるよりも、もっと長いスパンでのファンを獲得できるような考え方をしたいな。

そう思いながら、今日も今日とてお客様のご相談にのるのであります。
みんなが笑顔になる接客ができますように!

それでは今日も元気にいってらっしゃい~。

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