登録販売者試験終了! 転職を考える人へ想像してほしい3つのこと

登録販売者試験終了! 転職を考える人へ想像してほしい3つのこと

令和元年度の各地の登録販売者試験がすべて終了しました。
受験者の皆さん、本当にお疲れさまでした。
実務経験不要、誰でも受験ができるこの試験ですが、決して丸腰で受けて受かるほど簡単な試験ではありません。
すでに九州沖縄ブロック受験者さんの中には、自己採点の結果に安堵している声も聞かれます。
今こそがんばってきた自分をたくさん褒めてねぎらうときですよ~。

さて、受験者の皆さんの中には現在ドラッグストアなどの薬を販売する現場ですでに働いている方もいれば、まったく違うお仕事に就いている方もいると思います。
私は薬局に転職するまで、登録販売者という資格も知らなければ市販薬を売るのに資格が必要だということも知らなかったので、異業種に就いていながらこの資格試験の受験を決意されるってすごいなーって思います。

これから登録販売者としての転職活動を考えている人のために、私が思う「想像しておいた方がいいこと」を3つ紹介します。

1.試験勉強で身に付けた知識だけでは十分に相談にのれないということ
今まではお薬やからだのしくみ、法律などを勉強して、その内容が試験に出ていたと思います。
でも試験には「接客の方法」や「商品知識」は出題されません。
お客様の症状を聞いてもどの薬を選べばいいのかわからなかったり……
お客様からの質問にうまく答えられなかったり……
実務になると試験勉強以外に必要な知識や経験がいーっぱいあります!

これを乗り越える方法は、実際に働いていく上で
・接客の場数を踏んでいくこと
・合格後も勉強を重ねていくこと

が大切になってきます。
登録販売者に合格するということは、決してゴールなのではなく、新しいスタートなのだという意識を忘れないといいと思います。

お薬の接客をしたら覚えている限りメモに残してあとでノートにまとめる癖をつけるのはとてもおすすめです。
下の記事も参考にしてみてください。

2.登録販売者の仕事は「対くすり」以前に「対ひと」であるということ
このブログでも何度も書いていることですが、登録販売者はくすりの専門家でありながら商売人という立場でもあります。
商売とは単純に「商品を売ること」なのでしょうか。
登録販売者が資格者だからと「くすりだけ」を見ていたとしたら、きっとそのお薬のいいところをたくさん並べて売ることもできるかもしれません。

でも、もしそのお客様に服用薬があることを知らずに売っていたら……
もしそのお客様にアレルギーがあることも聞かずに売っていたとしたら……

私たち登録販売者はくすりの専門家です。
その知識を持ちながらお客様の目線に合わせて対応できる医療従事者です。
お薬に限らず「商品」越しに「ひと」を見るのではなく、「その人」を見て必要な「商品」を、すっと差し出すのが本当なのではないかなと思います。

3.どんな登録販売者になりたいのかという目標をもつこと
しばらく働いていると、自分が思っていたのと仕事が違っていたりすることもあります。
全然くすりの売場に立てずお客様の相談にものれなかったり。
推奨販売品の売上ばかり気にしなければならなかったり。
一体何のために資格を取ってまで転職をしたのだろうと悩むこともあるかもしれません。

そういう人こそ、ぜひ前向きな目標を具体的に自分の意志で立てた方がいいと思います。
目標を立てると、自分が今何をすべきなのかがわかってきます。

10年後自分で漢方薬局を開業したい。
その為には今から毎日ひとつずつ漢方薬を覚えよう。
経営についても勉強してみよう。
お客様に信頼してもらえる接客術を身に付けよう。
などなど。

自分で頑張ることを決めると、今の状況がどうであっても、全然違う未来へ行ける想像ができてるので、資格者としてのモチベーションは保てます。

なんでそんなことが言えるのかというと、私がケーブルテレビ局員だった時代に制作部にいた女性の先輩は自分でケーキ屋を持つことをずっと目標にテレビ番組を作っていたからです。
その会社で働きながら資金をためて、お菓子作りの技術も磨いて、いつまでにどこでどんなお店を作るのかも決めていたのです。
大切なのは自分が描く目標がはっきりしていること!
現在その女性は地元に念願のケーキ屋を開店し、おいしいお菓子を販売しています。

自分の未来をよくするためには、環境を嘆いたり、まわりに振り回されたりしている場合ではないのです。
登録販売者への転職を考えた方は、きっと自身が登販になることに明るい未来を想像していたからこそ、大変な試験勉強も乗り越えられたんだと思います。
だから今度はどんな登録販売者になりたいのかということも考えてみると、これからもたのしくお仕事ができる近道になるかもしれません。

いろいろ書いてきましたが、これからお薬の世界で働くかもしれない皆さんが楽しくお仕事できることを願っています。
いっしょに日々がんばっていきましょう。
今日が素敵な一日でありますように。

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