毎年目標に掲げる中で……
「来年こそはもっと本をたくさん読む年にするぞ〜!」というものがあります。
もちろん今年もそのつもりで迎えた1年でした。
2021年は何冊の本を読んできたでしょうか。
振り返りたいと思います。
目次
今年は23冊読み終わりました

2021年は、昨年よりも6冊も多い、23冊を読むことができました。
まあ〜、相変わらず漫画率の高い読書ではありますが……
もう少しで1ヶ月2冊分の読書量だというふうに考えると、いい成長ではないかと感じます!
そして今年は、進む視力低下のおかげもあって……
電子書籍に手を伸ばす機会が非常に増えました。
むしろ電子書籍がなければ、私の読書量は今よりもさらにぐっと減っていたことでしょう。
この時代に生きていて本当によかった……
来年も利用していきます。
ここに載っている以外にも、買った本、読み途中の本はたくさんあります。
もちろん、これから読み進めて、読了を目指していきたいと思っています。
漫画以外に読み終わった本たち5選
漫画率は高めとはいえ、今年はそれ以外の本もそこそこ読んだ年でもありました。
今年も漫画以外の本を全部紹介できればいいかなと思いましたが……
意外と5冊以上読んでいたことがわかりました。
ということで、今回は今年読んだ漫画以外の本「厳選5冊」をご紹介します。
それがコチラ!
2021年読んだ本5選
- 「小説8050」林真理子
- 「タイガー&ドラゴン」宮藤官九郎
- 「OTC医薬品の比較と使い分け」児島悠史
- 「マナーはいらない 小説の書きかた講座」三浦しをん
- 「月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活」ミニマリスト Takeru
「小説8050」林 真理子

同郷の作家、林真理子さんが、今年の春に出した小説の作品です。
8050……「80歳の親が、50歳の子どもを養う状況」
この物語は、その手前。
中学の不登校以来、7年引きこもっている息子がいる家族の物語です。
ブログをお休みしている2週間でゆっくり読もう〜と思って購入しましたが……
家族がどのようにして再生されていくのかが気になりすぎて、わずか5日で読み終えてしまいました〜!
親子のやりとり、夫婦のやりとりの中に見える、自己主張と矛盾。
その描き方はさすが、林真理子さんで、途中で登場人物を嫌いに思いそうなほどに、むしろ引き込まれるリアルがあります。
遅読の私が久しぶりに一気読みした小説です。
「タイガー&ドラゴン」宮藤官九郎

TBS系で放送されたテレビドラマ「タイガー&ドラゴン」のシナリオ本。
脚本は、宮藤官九郎さんです。
年末年始にネット配信されていた、同ドラマをあらためて観て……
その面白さにどハマり〜!
思わずシナリオ本を電子書籍で購入して読み返してしまいました。
ドタバタなストーリーだけど、結局のところ主人公の虎児がみんなに愛されるあったかいお話なんです!
落語の面白さもビシバシ伝わる名作ですよ〜。
「OTC医薬品の比較と使い分け」児島悠史

2019年の発売とともに購入して、読みはじめた本ですが……
今年になってようやく、頭からお尻まで丸々読み切ることができました〜。
分厚く大きなこの本の、どこを読んでも必要でためになる知識ばかりです。
ある程度実務経験を経たような資格者でも「そうなんだ!」という発見ができる本です。
試験に合格した新人資格者も、今後もっと勉強をがんばるぞという決意表明に購入してもいいですね。
「マナーはいらない 小説の書きかた講座」三浦しをん

「舟を編む」「まほろ駅前多田便利軒」などを著した作家・三浦しをんさんによるエッセイ。
「WebマガジンCobalt」で連載した「小説を書くためのプチアドバイス」を一冊にした本です。
「小説の書きかた講座」ですが、その語り口は独特で……
三浦しをんさんの趣味全開の語りを挟みつつ、小説を書くこと、文章を書くことのノウハウが書かれています。
いわゆる小説を書くうえで重要なのは「想像力」だと三浦さん。
なるほど、大学の特別講義で宮藤官九郎さんもそんなようなことを言っていました……
その源泉は、他者への思いやり(共感力)、なりきり力、知識。
それらを統御し蓄積する「言語能力」だということ。
これ、けっきょくいろんな「表現」において大切だけど、こと文章表現ではとくに重要なことだな〜と思いました。
帯のとおり「文章が楽しく書けるようになる」
書きたくなるような、そんな本です。
「月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活」ミニマリスト Takeru

アマゾンプライムに加入していたことをきっかけに、たまたまKindleで読んだ本です。
いわゆる、ミニマリストになるうえでの、基本的な考え方、はじめかたについてよく書かれています。
ものを手放す、少なくするということだけでなく……
ストレスを軽減する、人付き合いを変えるということにまで触れています。
人生を変える「手段」のひとつがミニマリストになることであり、これがゴールではないこと。
余計なものを手放したことで、新しく夢を掴んでいく、なんとも前向きな考えです。
本の内容に触発されて、思わず部屋の掃除を始めたり……
影響力のある本でした。
来年もたくさんの本が読めますように!
手元にあるけどまだ読みきれていない本もたくさんあるし……
これから出てくるいろんな本もたくさん読みたい。
遅読ですが、少しでも多くの本が読めるよう生活していきたいです。
それでは、今日も元気にいってらっしゃい〜!